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2026.01.16
コラム
業務用ジュエリーケースの発注目安|数 量・ケース選びのポイント
1. 業務用ジュエリーケース、発注で悩みやすいポイント
業務用ジュエリーケースの発注で悩みやすいのは、主に「数量」「用途」「アイテム構成」の3点です。
まず難しいのが数量。業務用は「売れた数=必要なケース数」にならず、店頭渡し・ギフト対応・発送の比率が少し変わるだけで消費スピードが大きくズレます。
次に用途。リング・ピアス・ネックレスなど取り扱いが増えるほど、ケースが“部分的に”足りなくなりやすいのも業務用あるあるです。
実際に、通常はリング中心で回っていた事業者が、催事前にピアスが伸びて兼用ケースを追加したものの、今度はリング用だけ不足して現場がバタついた、ということも起きています。こうしたズレは、発注前にケースを「用途(店頭/ギフト/発送)」と「アイテム別(リング/ピアス/ネックレス)」で整理し、優先順位をつけて数量を組むと防ぎやすくなります。
2. 発注タイミングの考え方(通常期/繁忙期)
発注タイミングは、最初から細かく当てにいくよりも「通常期」と「繁忙期」で運用を分けるほうが安定します。
通常期:実績で“回転”を固める
通常期は、直近数週間の消費を見て「最低限切らさない量」を決めるのが基本です。ここで重要なのは、売上ではなく“ケース消費”を数えることです。店頭で袋渡しの日が増えた週はケース消費が落ちますし、ギフトが増える週はケース消費が跳ねます。まずは実績ベースで、発注の基準線を作っておくとブレにくくなります。
繁忙期:追加発注が遅れる前提で“余白”を持つ
繁忙期は「注文が増える」だけでなく、「梱包・ラッピングの作業量」も増えます。ケースが不足すると、商品はあるのに出荷・お渡しが詰まってしまい、機会損失につながりやすいです。繁忙期前は、売れ筋に寄せて“薄型・省スペース”や“入り数が確保しやすい”仕様を混ぜておく運用が現場ではよく見られます。たとえば、メール便対応の薄型ケースは厚さを抑えて発送しやすい前提で作られているため、繁忙期の発送増と相性が良いです。
メール便対応ケースの詳細はこちら
3. 発注数量のパターン|少量・定常・繁忙期の考え方
業務用の発注数量は、次の3パターンに分けて考えると迷いが減ります。理由は、ケースが必要になる原因が「試行」「定常運用」「短期ピーク」で分かれるからです。売上の増減だけではなく、ギフト比率や発送比率、作業量の増減によって消費が揺れるため、数量計画も役割別に持っておく方が現実的です。
パターン1:少量(試す・運用を固めるための最低限)
初回や新ライン追加など、まずは不足しない最低ラインを作る枠です。最初から厚く持つと、売れ筋の偏りやアイテム構成の変化で余剰になりやすく、在庫が死にやすくなります。少量は「様子を見るための枠」として持つことで、発注判断が早くなります。
パターン2:定常(通常期のベース=毎月回る分)
通常期の運用を支える主力枠です。ここが薄いと、欠品が「売れない」ではなく「渡せない・発送できない」につながり、機会損失が大きくなります。目安は、週間のケース消費数にリードタイムを掛け、そこへ安全在庫を上乗せする考え方が分かりやすいです。
例:週20消費、納品まで2週間 → 20×2=40 に予備10~30%を足し、44~52程度から設計します。
パターン3:繁忙期(ピーク対策=短期で一気に増える分)
催事やギフトシーズンなど、短期間で消費が跳ねる時の追加枠です。ピーク時は売上だけでなく、梱包・ラッピング作業も増えるため、ケース不足が起きると現場が詰まりやすくなります。通常期の延長ではなく別枠で持っておくことで、欠品と作業停滞のリスクを下げられます。
4. 条件別に選ばれているジュエリーケース例
発注数量を「少量(試す)/定常(毎月回る)/繁忙期(短期ピーク)」の3枠に分けると、次に迷うのは「それぞれの枠で、どんなケースを選べば運用が止まりにくいか」という点です。ここでは各枠の目的に合わせて、実際の現場で選ばれやすいケースをまとめました。用途に合うものから揃えることで、欠品や過剰在庫を抑えながら、日々の受け渡し・補充・発送までスムーズに回しやすくなります。
・少量(試す・運用を固めるための最低限)
少量で始めたい場合は、まず「必要な分だけ揃えられて、運用しながら増やせる」タイプが扱いやすいです。こちらは入り数1でスタートしやすく、売れ筋やギフト比率がまだ読めない段階でも無理が出にくいのがポイントです。幅広リング対応なので、商品サイズの幅があっても合わせやすくなります。塗木素材で、かぶせ箱付き(不織布付き)のため、店頭での受け渡しも整えやすい仕様です。
▶おすすめ商品:リングケース(幅広リング対応)(SA-WOP02FR)
・定常(通常期のベース=毎月回る分)
毎月一定数が動く場合は、補充判断をシンプルにしつつ、欠品の偏りを作りにくいケースを軸にするのが安心です。こちらはリングからネックレスまで対応できる兼用タイプで、まず箱を一本化したい場面に向いています。黒・白の2色でテイストを寄せやすく、シリーズ運用もしやすいです。入り数20のため、定常枠として持っておくと「気づいたら足りない」を起こしにくく、通常期の回転を安定させやすくなります。
▶おすすめ商品:リング・イヤリング・ピアス・ペンダントケース(OR-CZ166)
・繁忙期(ピーク対策=短期で一気に増える分)
繁忙期や催事などで発送が増える時期は、ケース不足が「作業詰まり」に直結しやすいので、作業性と配送条件に寄せた選び方向いています。こちらは薄型で、ゆうパケット・クリックポスト・ネコポス等に対応しているため、発送運用に組み込みやすいのが特長です。入り数20で補充もしやすく、綿クッションと薄紙付きなので、入れて閉じる流れで回しやすい仕様です。ピーク時の負担を減らしたいときの“保険”としても選ばれやすいケースです。
▶おすすめ商品:フリーケース(CZ-7332F)
5. まとめ|自社に合うケースを無理なく選ぶために
業務用ジュエリーケースの発注は、「感覚」ではなく「ケースが動く条件」で組み立てると失敗しにくくなります。通常期は実績で基準線を作り、繁忙期は不足しない前提で余白を持つ。この2レイヤーに分けるだけで、数量の迷いがかなり減ります。
迷ったら、まずは 少量(丁寧なお渡し)/多品番(一本化)/繁忙期(薄型・発送) のどれが自社の課題かを決めて、該当タイプから揃えてみてください。hacofulは、既製品だけでなくオーダーメイドも含めてパッケージの選択肢があり、ディスプレイやツール類までまとめて検討できる導線があるため、業務用の「次の手」まで組みやすいのが強みです。